2017年10月28日

【レースレポート】CJ-1下関大会

CJ-1下関深坂自然の森大会レースレポート

開催期日:2017年10月22日 
リザルト:エリートクロスカントリー 1位
天候:曇り
コースコンディション: 一部ウェット
Photo: Masakuni Hirabayashi

前戦の富士見から1週間も経たないうちに、最終戦が行われる山口県下関市に向かった。金曜日に移動を開始。今回は長距離&長時間の移動だったので、足に疲労が溜まったり、浮腫んだりしないよう2日間かけて移動した。途中の菖蒲谷のマウンテンバイクコースに立ち寄り、Sonic Raicingの小野選手にレクチャーしていただきながら、テクニカルなコースを楽しませてもらった。

【主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC MEN CARBON
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK 2.1
コンポーネント:SHIMANO XTR M9000
ヘルメット:SPECIALIZED S-WORKS PREVAILⅡ TEAM RED
シュース:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
ジャージ:SPECIALIZED SL PRO JERSEY SHORT SLEEVE
ビブショーツ:SPECIALIZED SL PRO BIB SHORT
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
サングラス:OAKLEY  RADER EV CLEAR LENS
ヘッドバンド:HALO

PRACTICE DAY
土曜日に深坂の森自然公園に入り、午後から試走を行った。コースは昨年よりも短くなっていたが、細かいコーナーが増えている印象を受けた。ロックセクションなどのテクニカルなセクションも大きくは変わっていなかったが、雨の影響により非常に滑りやすく難易度が上がっていた。気の抜けないコーナーが多かったが、全力を出しながら走りラインを絞っていく。何度かクラッシュしそうになったが、レーススピードでないと分からない部分が多いコースなので、転ぶギリギリのペースで走りで6周回行った。レース当日も路面は乾かない感じだったが、地盤はしっかりしていたので、前戦富士見と同じくFAST TRAK2.1で間違いなかった。

RACE DAY
7:30に会場に入り、コースを歩いて路面状態を確認した。台風の影響により雲が多く、シングルトラック内は暗くて路面状態が分かりにくかった。スタートの1時間前からアップを開始。ダッシュを混ぜて40分漕いだ。スタート15分前になると雨が降り始め、ハードなコンディションのレースが予想された。

14:15になりスタートの合図と共にレースが始まった。ダッシュも上手く決まり、先頭でレースを進める。
Photo: Masakuni Hirabayashi

最初のシングルトラックに入ったが、林の中は暗くて路面がよく見えない。
Photo: Mitsuo Takano

とにかく慎重にコースの岩や根っこの位置を確かめながら走り1周目を終えた。2周目からはミスしやすい場所もイメージでき、いつもの攻めて走る感覚が戻ってきた。
Photo: Mitsuo Takano

3周目以降はさらに良いラインも理解してきたので、とにかく自分のペースを上げる事を意識しながら走り続けた。トリッキーなトレイルのようなコースを、EPICは何事もないように進んでいく。最終周はペースアップに伴うブレーキングの遅れによるラインミスが出てしまい、いくらかタイムを落としてしまったが、トップでフィニッシュラインを越える事が出来た。
Photo: Masakuni Hirabayashi

最終戦を優勝で飾り、スペシャライズド・レーシング・ジャパンのライダーとして、2011シーズン以来の国内シリーズ年間ランキング1位も獲得する事が出来てとても嬉したった。
Photo: Masakuni Hirabayashi

今シーズン自分を支えてくれた家族、最高のチームとして共に戦ってくれたスペシャライズド・ジャパンの皆さん、そして応援して下さった全ての皆さんに感謝です。
Photo: Mitsuo Takano
Photo: Specialized Japan

来シーズンも良い走りができるように頑張っていきたいと思います。今シーズンも沢山の応援をいただき有難うございました。
SPECIALIZED RACING JAPAN
平林 安里

2017年10月19日

【レース参戦情報】CJ-1下関深坂自然の森大

10月21日(土)〜10月22日(日)山口県下関市深坂自然の森にて開催されるCJ-1下関深坂自然の森大会に参戦します。
週末は台風接近の予報も出ています。気をつけて会場までお越し下さい!
今季最終戦を締めくくる良い走りが出来るよう頑張ります!
エリートクロスカントリークラスは10月23日14:15スタートです。
詳しくは大会ホームページをご覧ください。
土曜日お昼〜日曜日とスペシャライズドテントにいますので、気軽に声かけてください!

2017年10月17日

【レースレポート】CJ-1富士見大会

CJ-1富士見大会レースレポート

開催期日:2017年10月15日 
リザルト:エリートクロスカントリー 1位
天候:
コースコンディション: ウェット

CJ-1白馬から2週間のインターバルがあり、じっくり練習に取組む時間ができた。秋特有の気温変化が激しい時期だったので、体調を崩さないように気を使いながら練習を行った。

【主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC MEN CARBON
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK 2.1
コンポーネント:SHIMANO XTR M9000
ヘルメット:SPECIALIZED S-WORKS PREVAILⅡ TEAM RED
シュース:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
ジャージ:SPECIALIZED SL PRO JERSEY SHORT SLEEVE
ビブショーツ:SPECIALIZED SL PRO BIB SHORT
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
サングラス:OAKLEY  EV ZERO PRIZM LENS
ヘッドバンド:HALO

PRACTICE DAY
富士見パノラマには土曜日から入り試走を行った。コースレイアウトは春の富士見と大きく変わらなかったが、長雨の影響により、かなり滑りやすいコンディションでより正確なハンドル操作が求められた。ライン取りを入念に確認しながら7周走った。

その後行われたエリミネーターの世界選手権予選に参加した。

残念ながら第2ヒート目に調子に乗りすぎ、マシントラブルを起こしてしまいリタイヤとなったが、ダウンヒルの永田選手の参戦があったりして盛り上がったレースだった。

RACE DAY
9:00に会場に入り、コースの周りを歩きながら路面の状態を確認した。下りの路面は荒れている所が多かったが、登りはあまり荒れていなかった。

マッド向きのGROUND CONTROL 2.1、面圧の広さでグリップの高いFAST TRAK 2.3も選択肢にあったが、雨脚が強くなり路面の泥が流れはじめたので、登りでの転がりが良いFAST TRAK 2.1を選択した。

レースの1時間前からアップを開始。ダッシュを混ぜて30分間漕いだ。

13:00になり、スタートの合図と共にレースが始まった。クリートキャッチは上手く決まり、先頭でレースを進めて行く。
Photo:Masakuni Hirabayashi

1周目は大きなミスをしない様に下りは慎重に走り、登りはアタックをかけて走り続けた。

1周目を終える頃には2番手集団に40秒程の差をつける事ができた。

2周目は少しコースに慣れてきたので、少し攻めを意識して走った。タイヤの感触も良好でミス無く安定した走りをする事ができた。
Photo:Masakuni Hirabayashi

3周目になると泥沼が酷くなりペースが少し落ちた。

滑りやすくテクニカルな路面状態により、下りは攻めても全くスピードが上がらず、なかなか思うように走れない状態が続いた。ボトルの水を補給するタイミングも無く苦しい展開だった。

脚がつらないよう、下りでは脚を止めて回復させ、登りで全力を出す走りに徹しレース後半の周回に備えた。
Photo:Masakuni Hirabayashi

4周以降はどんどんコンディションが悪化してきた。駆動系から異音もでたりしたが、メカトラブルが起きないように気を配りつつ丁寧に走り続けた。
Photo:Masakuni Hirabayashi

まったく気が抜けない状況だったが、大きなミスやトラブルも無くトップでゴールすることができた。
Photo:Masakuni Hirabayashi

とても難しいコンディションのレースでしたが、チームスタッフの皆さんのサポートや熱い声援のお陰でトラブル無く無事に終えることができました。

今週末に行われる最終戦の下関大会に向けてしっかりと調整し、良い走りでシーズンを締めくくれるよう頑張ります。今回も沢山の応援ありがとうございました。

SPECIALIZED RACING JAPAN
平林 安里

2017年10月13日

【レース参戦情報】CJ-1富士見大会

10月14日(土)〜10月15日(日)富士見パノラマスキー場にて開催されるCJ-1富士見パノラマ大会に参戦します。
日曜日は雨と低温の予報も出ているので、暖かい格好で見に来て下さい!
エリートクロスカントリークラスは10月15日13:20スタートです。
詳しくは大会ホームページをご覧ください。
土曜日〜日曜日とスペシャライズドテントにいますので、気軽に声かけてください!

2017年10月4日

【レースレポート】CJ-1白馬大会

CJ-1白馬大会レースレポート

開催期日:2017年10月1日 
リザルト:エリートクロスカントリー 1位
天候:晴れ
コースコンディション: ドライ一部ウェット
Hakuba MTB Kidsと一緒に!
Photo:Specialized Japan

先週の妙高杉ノ原大会から一週間のインターバルで、地元白馬の長野オリンピッククロスカントリー会場である白馬スノーハープでCJ1シリーズ白馬大会が行われた。

【主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC MEN CARBON
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK 2.1
コンポーネント:SHIMANO XTR M9000
ヘルメット:SPECIALIZED S-WORKS PREVAILⅡ TEAM RED
シュース:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
ジャージ:SPECIALIZED SL PRO JERSEY SHORT SLEEVE
ビブショーツ:SPECIALIZED SL PRO BIB SHORT
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
サングラス:OAKLEY  EV ZERO PRIZM LENS
ヘッドバンド:HALO

PRACTICE DAY
今年は例年と逆回りのレイアウトがあると聞いていたので、楽しみにしながら土曜日の試走を迎えた。コースは新設のシングルトラックやテクニカルな登りが増えて、とても面白い設定なっていた。ダブルトラックと舗装が多く難易度の低いコースと言われていた面影はまったくない。
初めて太鼓橋を下る!
Photo: Masakuni Hirabayashi

新設のセクションは反復してラインを覚え、登りはダッシュなどをして足にかかる負荷を確かめながら6周走った。

所々ウェットの区間や急斜面のヒルクライムがあったので、タイヤは迷わずFAST TRAK2.1を選択した。


RACE DAY
9:00に会場に入り、歩いてコース状況を確認した。朝露の影響で路面が濡れてシングルトラックは滑りやすい状態になっていたので、下りのシングルトラックは試走の時よりも慎重に行くことにした。12:45からアップを開始。ダッシュを混ぜて30分間漕いだ。

13:45になりスタートの合図と共にレースが始まった。スタートは上手く決まり、先頭でレースを進めて行く。

最初の登りの中間地点で前田選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)と平野選手(ブリジストンアンカー)の二人にパスされたが、すぐ追い上げてシングルトラックの入り口に入るときには前にでることができた。
Photo: Masakuni Hirabayashi

シングルトラックは攻め過ぎないように心がけ丁寧に走った。少し消極的な走りとなったが、小さいミスが大きなタイム差を生みそうだったので、攻めよりも安定性を優先した。2周目に入り、登りは積極的にアタックをかけ、下りは慎重に走った。
Photo: Ryuta Iwasaki

3周目にアタックをかけようとしたところ脚に違和感を感じたので、ペースを抑え水分を取り回復を優先した。後続の選手とは1分以上のマージンがあったので、4周目も脚の様子を伺いながらペースをコントロールして走った。
Photo: Ryuta Iwasaki

5周目には脚も回復しペースアップした。最終の6周目は脚に余裕を感じたのでアップしたペースを維持でき、地元Kidsとハイタッチを交わしながらトップでゴールする事ができた。
白馬MTBキッズとハイタッチ!
Photo: Ryuta Iwasaki

今まであまり得意としていなかった地元白馬村レースで結果を残す事ができ嬉しかった。大きな声援で後押ししてくださった地元の皆さん、遠方から応援に駆けつけてくださった皆さん、たくさんの力をいただきありがとうございました!
Photo: Masakuni Hirabayashi

走りの方はまだまだ改善点があるので、しっかりと修正して次戦の富士見に備えたいと思います。

SPECIALIZED RACING JAPAN
平林 安里