2022年9月16日

Coupe du Japon 京都美山STAGE

大会名:Coupe du Japon 京都美山STAGE

開催地:京都府美山町

開催日:9月10~11日

カテゴリー:エリート

リザルト:XCC 3位

     XCO 27位


天候:XCC/晴れ XCO/晴れ

気温:XCC/30℃ XCO/32℃

路面:XCC/セミウェット XCO/セミウェット/ドライ 


コンポーネント:SRAM XX1 AXS
ホイール:Syncros Silverton 1.0s
Rサス:ROCKSHOX NUDE
ブレーキ:SRAM LEVEL ULTIMATE
クランク:SRAM GX EAGLE DUB CL55
ハンドルバー:Syncros Fraser IC SL WC 100mm −20°
サドル:Syncros Tofino R1.0
シートポスト: ROCKSHOX REVERB AXS
シューズ:SCOTT MTB RC SL SUPERSONIC EDT.
サングラス:OAKLEY  KATO 
ヘルメット:OAKLEY  ARO5

今回の大会会場はCoupe du Japon初開催の京都府美山町。福井県境にほど近い山間部で、ダムサイドにあるパターゴルフ場の一部と伐採作業道をミックスしたコンパクトなコースレイアウト。最近は作り込まれたコースが多い中、ナチュラルトレイルのようなコース路面で、さらに高温多湿で土質や硬さがつかみにくく、アップダウンは少ないがスピードを乗せにくい一筋縄ではいかない難しさがありました。



抜釘手術入院後に中国に拠点を置くChaoyangというタイヤメーカーのクロスカントリータイヤを試す機会をいただきました。先のMTB世界選手権で2位に入賞したスペインの選手が使用していたタイヤで、少し前からChaoyangタイヤを使用しているワールドカップ選手の動向を注視してきましたが、天候や路面を問わず安定した結果を積み上げていたのが、試してみたい大きな理由のひとつでした。

実際に試してみて、ここ2シーズン程、とにかく転がり抵抗が低く軽いタイヤを選んで使用してきましたが、その選択がペダリングの出力を弱めていて、自分が本来イメージしていたトルクフルな走りがマイルドな走りに落ち着いてしまっていました。来季海外のレース参戦を考えますと、本来はシーズン半ばで行うことではないかもしれませんがトルクフルな加速を生むポテンシャルのあるタイヤに出会ったことをチャンスとして、走りを大きく変えるべきと判断をしました。


今回の京都美山大会ですが、いろいろな路面状況に出力を合わせられなかったところと、タイヤに合った推進力を出せるチェーンリングを選び損ねた点などが重なって失速してしまいましたが、足りてない走りの部分とバイクセッティングの方向性をレースの中で見極めることができました。まだまだ完成の域には遠いですが、全日本選手権でピークパワーを発揮できるようにしたいと思います。

まずは次回9月25日の下関大会で改良の経過を把握しステップアップにつなぎたいと思います。