【主な使用機材】
ビブショーツ:SPECIALIZED SL PRO BIB SHORT
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
ヘッドバンド:HALO
US CUP Bonelli Park大会
開催地:カリフォルニア州 Bonelli Park
開催日:3月16~17日
はじめのレースの開催地は、ロスアンゼルス郊外約西に30分ほどの場所にあるBonelli Park。貯水池の辺りに整備された広大な公園。ステイ先はロスアンゼルス北東の山裾に広 がるAZUSAという街。
静かなAZUSAの街にステイ
部屋から5分もかからないで山間部のワインディングロードを走ることができ、レース会場までも約20分と、とても良い環境で調整を行うことができた。気温は15℃~20℃で湿度が低く快適であった。
1400mまで登ると雪がありました
PRACTICE(3月15日金曜日)
レース会場には金曜日の試走から入る。一応試走時間は決まっているが、べつに規制が厳しいわけでもなく選手たちは自由に試走をしており、アットホームな会場の雰囲気がとても良い。
広々とした公園
日本からも多くの選手が参戦。 ほぼ長野県民会(笑)
レースコースは公園内の丘陵地をアップダウンする感じで、きついヒルクライムは無く非常にハイスピードなレイアウト。コース幅も広くて抜きどころも多く良いコースだった。路面は乾いた土と芝生。芝はきちんと刈り込まれ、タイヤの転がりも悪くない。約7周回の試走をこなし、土曜日のクロスカントリーに備えた。
クロスカントリーRACEDAY (3月16日土曜日)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
リザルト: エリート41位
13:15のスタートに合わせて早めに食事を摂ってから2時間前に会場入り。気温は上昇し27℃。40分ほどローラーを漕いでから招集エリアに。昨年の後半のアジアシリーズで獲得したUCIポイントのおかげで12番コールで2列目と良いポジションにつくことができたのだが・・・。
良いスタートポジションだったが・・・
13:15になりスタートの合図と共にレースが始まった瞬間、前の選手がペダルを踏み外して急停止。自分のバイクが前の選手のバイクと絡まり大きく出遅れてしまった。スタートループを40位前後で通過。大きく離される前に先頭集団につきたかったが、上りの少ないフラットなコースレイアウトでまったくパックがバラけない。
少しでも隙間に入り込み順位を上げる事に集中。徐々 に順位を上げて3周目で27番手まで上がる。3周目以降はさすがにパックもバラけて追い抜きやすくなったが、自分の消耗も大きく走りや追い抜き方が雑になり、なかなか順位を上げることが出来ない。4周目に追い抜きが上手な選手に合流し、その選手の効率の良い抜き方を観察。17位まで順位を上げる。いい流れで順位も上ってきていたのだが、前半の強引な追い抜きがたたり5周目にはいったところで腰を攣ってしまう。追い上げて来たとはいえ、パックが大きくバラけたわけではないので、ペースを緩めると一気に順位が後退。腰の回復を待って再度アタックをかけたかったが、ラスト周回にギリギリ入る事が出来ずに41位でレースを終えた。
ショートクロスカントリーRACEDAY(3月17日日曜日)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
リザルト:エリートPro 38位
クロスカントリーでは1周約12分前後あったコースは、1周2分程に短縮され、さらにフラットになったレイアウトのコースを20分+1周で行われたショートクロスカントリー。スタート時間は15:15と昨日よりも遅いので、午前中は近くの山道を軽く流して走り前日レースの疲れをほぐす。会場に入ってからは自走でアップを行いダッシュを数本、他カテゴリーの合間にコースを4周して招集エリアに向う。このレースはUCIではないので、スタート順は昨日の結果順で41番コールの集団の左端からのスタートとなった。
スタートはMCのカウントダウンで始まった。昨日同様に隙間に入り込みながら少しづつ 順位をあげていく。2周目途中でトップ集団が2つに割れ始めた。自分は上手く第1集団に入り込めず、第2集団でレースを進める。
前日のレースよりさらにパックの速度が速く、効率よく抜く感じを実践しながら先頭集団を追うが、けっこう足を使ってしまう。残り10分のところで第1集団のペースが少し緩んだタイミングで合流。25位付近を走っていたが、先頭集団がふたたび加速した際に前方の選手を上手くかわせず、再び割れた第2集団に戻ってしまった。先頭集団を追ったが余力が無く順位を落す。先頭集団と同周回の38位でのゴールとなった。
US CUP Vali Lake大会
開催地:カリフォルニア州 Vail Lake
開催日:3月22~24日
カテゴリー:ショートクロスカントリー
前回のBonelli Parkのレース後、Azusaから南に約2時間のドライブ。カリフォルニア州南部のエルシノア湖畔に宿をとる。
エルシノア湖
周辺にとても立地のよい練習コースがあり、3日間質の高い練習ができた。エルシノア湖畔はBonelli Parkより標高が高く 朝晩の冷え込みが大きい。練習の疲労と低い気温で少し体調を崩しはじめていた。とはいえ走れない状態では無かったので金曜日のショートクロスカントリー出走。
PRACTICE(3月21日木曜日)
会場のVail Lakeは、まさにデザート。
砂漠気候で非常にドライな路面だった。クロスカントリーコースは1周6.3キロで、Bonelli Parkよりはアップダウンが多いが、平坦基調のハイスピードなコース。ところど ころウェーブがあり、丁寧なバイクコントロールも求められるなかなか良いコース。
ショートクロスカントリーのコースはメインコースの一部を周回するレイアウトで1周2~3分程。前回よりもアップダウンが大きくパワー&スピードの求められるコースだ。
ショートクロスカントリーRACEDAY(3月22日金曜日)
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
リザルト: エリートPro 30位
前日より咳もでていたので、午後のスタートに備えて、午前中はゆっくりと体を休めて整える。スタートの2時間前に会場に入りし自走でアップを行う。今回もスタート順は前回の成績順で、40番前後からのスタート。レース時間は1周約3分のコースを20分×3周。
MCのコールでレースがはじまる。スタート直後に自分の右横で落車が発生しスペースができた。すかさずその隙間に入り込み、最初の右コーナーをインからパスし順位を32位まで上げる。その後はひたすらアタックをかけて1人づつ確実に抜いてゆく。もちろん効率の良さも考えて。レースの中盤頃には21~26位あたりを走っていた。
先頭集団の一部にいたが、後方位置では集団が分裂する場面が頻発。なんとか集団の前集団に繋がっていたが、徐々に体力を消耗し、残り時間7分ほどでペースが少し落ちた。ラスト2周で体の感覚が戻ってきたが、大きく順位を上げれずに最後はスプリントで30位ゴール。
日曜日のクロスカントリーは、咳が治まらず残念ながらキャンセルに。
今回の遠征で参加したレースでは順位的には残念に思いますが、なかなか体験できないハイスピード集団レースでの追い越しや位置取りに、かなり改善できたところも感じられ、自分にとってとてもポジティブな内容でありました。まだ足りていないところ、また良かったところもしっかり把握し、今後のレースに良い形で繋げていきます。
たくさんの方々の後押しで、この時期にやるべき内容の遠征ができました事、あらためまして御礼申し上げます。
SPECIALIZED RACING JAPAN
平林 安里
Team Partnership(敬称略)
SPECIALIZED JAPAN スペシャライズド・ジャパン合同会社
TERRA SYSTEM PLAN SERVICE 株式会社テラシステムプランサービス
Personal Partnership(敬称略)
NIPPON SKI RESORT DEVELOPMENT 日本スキー場開発株式会社
ZENRIN 株式会社ゼンリン
FUJI DREAM AIR LINES 株式会社フジドリームエアラインズ
OAKLEY ミラリジャパン株式会社
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