2018年5月9日

【レースレポート】アジアマウンテンバイク選手権

アジアマウンテンバイク選手権レースレポート

今回の遠征はフィリピンのセブ島ということで、日本からの移動時間が短かったので体にも疲労は残らず、良い感覚で現地に入ることができた。


大会名:アジアマウンテンバイク選手権
開催地:フィリピン セブ島
開催期間:2018年5月4~6日

PRACTICE DAY
 着いた次の日からバイクを組み立てて走り、バイクの作動チェックを行った。3日からレース会場に入り本格的な試走を行うはずだったが、会場にバイクが届かず、更に突然降ってきたスコールによりコースは泥沼化した。試走はコース全体の流れを確認しながら2周走り、後は気になるセクションを反復練習しながらラインを確認した。


【主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC MEN CARBON
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK 2.1 & GROUND CONTROL
コンポーネント:SRAM XX1 EAGLE 34T
シューズ:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
サングラス:OAKLEY  RADER EV PREZM LENS



TEAM RELAY
天候:曇り
コースコンディション:マッド
レーススタート:11:00


第一走者としてリレーに参戦させていただく事になり、しっかりと全力を出し切るよう意識した。レース前に1周試走を行ったが、泥詰まりが酷くまともに走れなかった。乗れない区間はタイヤに泥がつかないように担いで走る事にした。



スタートの合図と共にレースが始まった。少し出遅れたが、すぐに巻き返して先頭でレースを進める事ができた。マッドタイヤのグリップも良く、ドライタイヤを履いている他の国の選手からリード築くことがができた。


しかし、このグリップの良さが大量の泥をかき上げ、フォークやスウィングアームに泥詰まりをおこしてロックする原因となってしまった。

泥を取り除こうと試みたが、枯れ草が絡まり取ることができなかった。結局バイクを担いで走り続けたが、ドライタイヤを選択していた他国の選手に次々と抜かれていき、7位で第2走者の選手に繋いだ。その後のチームメイトが健闘してくれて、結果は2位ということだった。

XCO RACE DAY
天候:晴れ/曇り
コースコンディション:ドライ
レーススタート時刻:15:00

チームリレーの時よりも気温が上がり、完全なドライコンディションのコースになった。スタートの1時間前からアップを開始した。30分間軽めのギアを回し、水分補給もしっかりと行った。体の動きも悪く無く良い感じだった。

15:00にエリートの選手のスタート後に3分程空いてU23がスタートした。スタートから先頭で飛び出す事に成功した。中国の選手2人がついてきたが、4番手以降の選手には大きく差をつける事ができた。コース後半に差し掛かり、2番手との差も少し開きはじめた。

しかし下りのコーナーでラインミスをして大きくタイムをロスし、2番手に後退。抜き場所を伺いながら走っていると、前を走っている中国の選手が小川にハマって止まった。追い抜くチャンスと思い、右側から小川を渡ろうとしたところ、前輪が深みにハマり転倒し、ハンドルの角度がズレてディレイラーハンガーも曲げてしまった。ギアが変速しなくなったため3番手まで順位を落とした。

フィードに入って修正してもらったが、その後も転倒による影響でトラブルが続き、合計で4回フィードに入った。順位はかなり落ちてしまったが、必死に前を追って走り4位でフィニッシュラインを越えた。

体調も良く、暑さ対策もできていたが、レースにおいては上手く噛み合わなかった。このレースで学んだ事も経験値のひとつとして今後に活かしていこうと思います。
今回のレースは非常に厳しい環境の中でのレースでしたが、日本チームのスタッフ皆さんのお陰で無事に走りきることが出来ました。支えて頂いたスタッフの皆さん、応援、サポートしていただいた皆さんに感謝いたします。

SPECIALIZED RACING JAPAN
平林 安里






SPECIALIZED JAPAN スペシャライズド・ジャパン合同会社






TERRA SYSTEM PLAN SERVICE 株式会社テラシステムプランサービス






FUJI DREAM AIR LINES 株式会社フジドリームエアラインズ






OAKLEY ミラリジャパン株式会社




DIRTFREAK 株式会社ダートフリーク







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