2021年6月22日

DOWNHILL SERIES 白馬岩岳大会

大会名:ダウンヒルシリーズ 白馬岩岳大会

開催地:白馬岩岳

開催日:6月20日

カテゴリー:エリート

リザルト:エリート 1位

     総合 9位

天候:晴れ

気温:レース時20℃

路面:ほぼドライ

バイク:SCOTT GAMBLER 920

コンポーネント:SRAM XX1

 


下り系のエンデューロレースには昨シーズンより取り組み始めましたが、さらにスピードレンジの高いダウンヒルレースは初めてのチャレンジ。地元白馬岩岳で開催ということもあり参戦しました。コースは常設コースでは無くスキー場の斜面を目一杯使用したターンの少ない高速コース。機材もダウンヒル用のバイクに変更。エンデューロで使用するバイクのサスペンションのストロークは170mmに対し、ダウンヒルバイクは200mmのストローク。より高い剛性のサスペンション&フレームで高速コースに備えます。ちなみにクロスカントリーバイクのサスペンションストロークは100mm。


試走日

新しく特設されたコースということで、路面が柔らかく最初はコースも荒れていなかったが、途中から雨の降りが強くなりコース状態が激変。ホイール半分が埋まる程の穴が空いて滑りやすい路面で、バイクコントロールを失い転倒する選手が続出。午後から行われるタイムドセッションに向けて早めに試走を切り上げた。


タイムドセッション

実は今回のレースは初ダウンヒルだったので、エントリークラスのオープンクラスにエントリーしましたが、タイムドセッションスタート前に主催者推薦によりエキスパートクラスに編入。

午後から始まったタイムドセッションは路面コンディションが非常に悪く、明日の本戦に向けて無理をせず走る事を意識しました。が、実際に走ってみると、まともに走るのが精一杯でタイム攻略どころではありませんでした。泥沼が想像以上に深く、失速を繰り返しバタバタしながらゴール。順位は総合で6位と想像以上に良く、明日のレースに繋がる結果となりました。

タイム1.54.919 +8.364


本戦

前日のタイムドセッションの結果が良かったためか、またもや主催者推薦でエリートクラスに再編入。

昨日と打って変わって晴天となり、コースコンディションも徐々に回復してきた。さらにスタートの1時間前には路面も乾いてきて、速度の高いレースが予想された。スタートは少しモタついたが、すぐに大勢を立て直してスピードを上げた。思っていたよりも路面状態が良くスピードが出るので、臨機応変にラインを変えながら対処。直線やコーナーの立ち上がりは全開で踏み倒してそのままゴールした。タイムドセッション時よりも大幅にタイムアップしエリートクラス優勝。

タイム1.37.048 +6.206 


エリートクラスで優勝すると今大会で1番上のクラスである、プロクラスに挑戦できる権限が与えられる為、慌てて出走準備を行いスタートへ。プロクラスは日本のダウンヒルレーサーのトップ選手だけで構成されており、非常にレベルが高かった。スタートは上手く集中できて、テンポ良く加速できた。路面状態も先程よりもかなり良くなっていて高いスピードでレースを進める。しかし、コース中盤でライン取りをミスして転倒。5~6秒タイムをロス。1/100秒を争うダウンヒルでは致命的な遅れだった。諦めずにゴールまで全開で走り、そのままゴール。タイムはエリートクラス走行時のタイムから2秒遅れで、中盤の転倒タイムロスを考慮すると、もったいない結果でした。

タイム1.39.622 +8.780 


近年のワールドカップのクロスカントリーライディングスキルの要求度が更に上がって来ているので、その対策として今年からエンデューロレースよりスピードレンジの高いダウンヒルレースにチャレンジする事にしました。今回は初参加だったので、まずは結果よりもレースに慣れることが目標でしたが、クラス別優勝と総合順位でも9位を獲得できて非常に嬉しい結果となりました。これからも機会を作ってダウンヒルにも参戦して、相乗効果でクロスカントリーの走りに繋げて行きたいと思っております。

2021年6月8日

ENS白馬岩岳大会

 大会名:ENS 白馬岩岳大会

開催地:白馬岩岳

開催日:6月6日

カテゴリー:Aクラス

リザルト:Aクラス 1位

     年代別 1位

     総合 5位(199名中)

天候:晴れ

気温:レース時25℃

路面:ドライ

バイク:SCOTT RANSOM 920

コンポーネント:SRAM XX1

 

Photo: 信州ふぉとふぉと館


前回静岡S-Trail大会から1ヶ月空いて、地元の白馬岩岳でレースが行われました。レース2日前まで雨が降り続いていた影響により、タイムドセッションはウェットコンディションでしたが、本戦当日は晴天によりステージ1以外はドライコンディションで走ることができました。

コースは全部で3ステージ。ステージ1は常設コースでは無く林業作業道を使うペダリング基調の多く逆バンクや水切りなどが点在するトリッキーなコース。ステージ2は白馬岩岳の初級者向コースの一部を使用した斜度が緩やかなパーク調のコース。ステージ3は山頂からスタートして最下部まで一気に下る10分を超えのロングコースで、レース成績を大きく左右します。今大会は日本のダウンヒルレースでトップクラスのライダーが参加しており、とてもレベルの高いレースとなりました。


タイムドセッション

前日までの雨の影響により、滑りやすいコースコンディションを考慮してフラットペダルに変更して出走。スタートは上手く決まり、スピードを維持しながらコーナーに入り、減速の少ないラインを選びながら、コース中盤の難所である鋭角なコーナーに入った。このコーナーは試走時から何度か転倒しており、少し警戒しながら進入したが、雨でぬかるんだ路面にフロントタイヤを取られて大幅に減速、転倒は免れたましがタイムを大きくロス。このタイムロスにより、結果は11位(25名中)でした。

 



ステージ1

前日の反省点をいかして、ビンディングペダルに変更し、タイヤもグリップの強いタイプにしてタイムアップを狙います。スタートから上手く決まり、順調にコースも攻略できていました。前日失敗したコーナーもスムーズに曲がれてゴールまで良い速度をキープできました。


ステージ2

ステージ2からは白馬岩岳マウンテンバイクパークの常設コースを使用するため、自分の走り慣れたコースでした。コースコンディションもドライと好条件だったので、転倒を恐れずにタイトなライン取りを意識して走り、ステージ3に向けてスピードを上げていきます。


ステージ3

今大会で最長コースでクロスカントリーの持久力をいかして、ここで順位の挽回を狙います。スタートからコース中盤までは、大きなミスも無く順調にレースを進めていきます。しかし、コース中盤からペースが思うように上がらず苦戦。どうやら、ステージ1の滑りやすい路面に合わせて選択したタイヤが、ステージ3の乾いた路面に合わず、なかなかスピードが伸びない。ペースダウンやミスは無かったが全体的にスピードが上がらず、もったいない走りをしてしまった。 



昨年からクロスカントリーの下りの技術向上を目的として参加していた、エンデューロレースで初のAクラス優勝と総合順位5位を獲得する事ができて、良いレースにする事ができました。クロスカントリーとは走りやレースの内容は異なりますが、バイクコントロールやフィジカル面で多く共通している点もあるので、7月のクロスカントリーレースCJシリーズ富士見パノラマ大会に生かしていきたいと思います。

2021年6月4日

SCOTT SCALE RC 900 WC N1NO HMX FRAME

 


待ちに待ったNew Bike投入です!

本物の金属のように輝くシルバーにペイントされたSCOTT SCALE RC 900 WC N1NO HMX FRAMEです。驚くほどフレーム軽いのですが、剛性も高くレスポンスがとても良いです。

SRAM LEVELブレーキセットやSRAM XX1クランクセットもスペシャルカラーにペイントされています。フロントフォークはROCKSHOX SID ULTIMATE。3段階の切り替えが可能なスコットオリジナル。


もちろんシートポストは電動のROCKSHOX REVERB AXSを装着。サドルはSyncros Tofino 1.0。カーボンレール採用のサドルですが本当に丈夫です。シートポスト、サドル共に1シーズン使い倒しましたがトラブルフリーでした。

7月3日〜4日、富士見パノラマで行われるCoupe du Japon Series 富士見大会での実戦デビューが楽しみですね。

【使用機材】

フロントショックアブソーバ:ROCKSHOX SID ULTIMATE RLC3
コンポーネント:SRAM XX1 DUB AXS 
ヘルメット:OAKLEY ARO5
シューズ:SCOTT MTB RC SL SHOE
サングラス:OAKLEY RADAR EV ADVANCER