2018年11月18日日曜日

【レースレポート】アジアマウンテンバイクシリーズ Kuching大会

大会名:アジアマウンテンバイクシリーズ Kuching大会
開催地:マレーシア サラワク州 クチン 
開催期間:11月10~11日
カテゴリー:エリート
リザルト:XCO(クロスカントリー) 優勝


【主な使用機材】
コンポーネント:SRAM XX1 EAGLE 34T
ビブショーツ:SPECIALIZED SL PRO BIB SHORT
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
サングラス:OAKLEY  RADER EV PRIZM LENS
ヘッドバンド:HALO

天候:晴れ/スコール

コースコンディション:ウェット


今回の大会の開催地はマレーシアボルネオ島北西部、サラワク州の州都であるクチン市。日本からの直行便がないため、成田空港を夜中に出発しクアラルンプールでトランジット。

クチン国際空港には予定通り朝9時30分に到着。クアラルンプールから同じ便で移動してきた台北チームとともにホテルへ。

午後からの試走に向けてバイクを組み立て、水などの買い出しに向かう。町中のホテルで近くにマーケットが沢山あり難なく入手。前回のレースが行われたインドネシアのチコレよりも気温も湿度も高かったが、日本で行った暑さ対策のおかげであまり暑く感じなかった。

会場までの運搬トラックが遅れ、試走開始時間より40分程遅れて会場に入り。コースは急激なアップダウンに根っこや泥沼区間が加わり、非常にテクニカルな印象。

昨年このレースに出場した選手によると、今年の難易度が高いらしい。滑りやすいシングルトラックの攻略に苦戦している選手が多かったため、1周目で先頭でシングルトラックに入るかどうかがレース展開を左右する重要なポイントとなりそうだ。


RACE DAY

ボルネオ島は10月~3月が雨季ということで、クチンの天気は30分おきにスコールが降ったり止んだり目まぐるしく変わる。天気予報はまったく当てにならない。

雨によるコースの荒れ具合はコースウォークで確認。

レーススタートの2時間前に会場入りし、気になるセクションを見て回る。比較的乾いているところが多いのと、急勾配セクションはすべて岩場だったので、タイヤはいつものFAST TRAK 2.1を選択。

アップは30分間軽めのギアで足を回し、水も頻繁にかけて体を冷やして昼の暑さに備える。


レースは6周回。予定時刻よりも少し遅れて始まる。最前列からのスタートだったが、直後に後輪をスリップさせてしまい3番手で第2コーナーへ。相手の空きをついて2番手に順位を上げ、先頭を走るカザフスタンのエース、キリル選手の後ろにつく。ここまでは前回インドネシア大会と似たような展開だったが、先頭でレースを進めたかったので、上りでアタックをかけ続けキリル選手をかわして先頭に立つ。予定通り先頭でシングルトラックに入る。急勾配区間でラインミスをしてしまい2度バイクを押して走る。途中、雨が激しく降り初めたがコースはまだドライだったので試走通りのラインを走行。1周目を終えた時点で2位に30秒以上の差をつける事に成功。順調にレースを進めることができており、4周目を終える頃には2位に3分以上のリードを獲得。

しかし5周目のコース中盤で後輪のエアが半分以上抜けているのを確認。フィードまであと2キロもあり後続の追い上げが気になったが走るしかない。全力で重いペダルを漕いで最終周のフィードで後輪を交換。思いのほか2位とのタイム差が大きかったが、追い上げられているのは間違いない。交換後はアタックをかけペースを上げるが、またしても前周とまったく同じ場所でパンク。エアは抜けきってタイヤは完全にフラット。

今度は流石に逃げ切れないだろうと思ったが、諦めるわけにはいかない。後ろを見ずに重く回らないペダルを全力で踏み続ける。とにかく必死だった。高負荷走行の疲労と高い気温による熱中症の影響かは定かでないが、自分の走っているポジションが分からないままフィニッシュラインを越える。ゴール後スタッフから順位を教えられ優勝と知った。


レース中は2度のパンクというトラブルもあり、非常に苦しい状況での走行だったが、そんな中で勝てた事は自信になった。アジアのレースでの盛り上がり、温かいホスピタリティは大きなモチベーションとなりました。

熱中症の対処をしていただいた救護隊の皆さん、最後まで応援してくれたアジアの皆さんにも感謝しています。次戦も良いレースができるよう頑張ります。

SPECIALIZED RACING JAPAN


平林 安里














NIPPON SKI RESORT DEVELOPMENT 日本スキー場開発株式会社



















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