2023年7月14日

全日本選手権自転車競技大会マウンテンバイク

大会名: 全日本選手権自転車競技大会マウンテンバイク

開催地: 長野県富士見パノラマスキー場

開催日: 7月8~9日

カテゴリー: エリート

リザルト: XCC6位

     XCO3位

天候: XCC 晴れ

    XCO 曇り/小雨 


今年の全日本選手権開催地は2020年以来の富士見パノラマリゾート。

6月のワールドカップ遠征から2週間、スコット本社のメカニックの方々やレースで得た情報をもとに機材とトレーニングの試行錯誤を重ねて全日本選手権を迎えました。機材と身体の調子を伺いながら試走を重ねてコースを攻略。常設コースに加えて芝生のつづらを走行する区間があり、パワークライム系なコースレイアウトでした。XCOのレース当日は雨予報だったので、ウェットタイヤとドライタイヤを頻繁に交換して様子を見ました。


Photo: Yasunari Kitai



BIKE

SCOTT SPARK RC WORLD CUP EVO 2023


SUSPENSION

F ROCKSHOX SID Ultimate 

R ROCKSHOX NUDE5 RLC3


CRANK

SRAM XX1 EAGLE 175mm CL55


CHAIN RING

SRAM X-SYNC 2 SL Eagle Chainring DM 38T


REAR DERAILLEUR 

SRAM GX Eagle


PEDAL

SHIMANO XTR 52mm


EYEWEAR

OAKLRY KATO PRIZM LOWLITE 




XCC(ショートクロスカントリー)


TIRE

F:phantom speed 2.2 1.35bar

R:phantom speed 2.2 1.35bar


XCCのコースは、XCOのスタートループを使用するレイアウトで、日曜日のXCOのレースに向けた感触も確かめつつトップを目指してレースに挑みました。スタートはクリートキャッチに失敗していきなり出遅れます。大勢を立て直して4番手あたりでレースを進めていき、先頭のペースが落ち着いたところで一気に加速をかけて先頭に。しかし3周目に入ったところでスピードを上手く繋げる事ができずに失速して6番手に後退。その後もペースアップを試みたが、コースのダブルトラック区間で失速を繰り返してレース全体のペースが上がらず、6位でのフィニッシュとなりました。

XCCのレース結果は残念でしたが、修正が必要な部分が見えたので、レース後暗くなるまで修正試みました。



XCO(クロスカントリーオリンピック)


TIRE

F:phantom wet 2.2 1.20bar

R:phantom wet 2.2 1.35bar



スタートは上手く決まりスタートループを先頭で通過。昨日に感じていた失速感もクリアできており良好な感触でした。しかし朝まで降り続けた雨の影響で滑り易くなった路面に加えて、新しく出したセッティングのアンダーステアな操作にすぐに慣れる事ができず、4人で形成される2位集団の後方でレースを進めます。

4周目に入ってもなかなかペースが上げられず、2位集団から離れて単独5番手へ後退。表彰台の獲得も厳しいタイム差に開いてしまった状態で最終周へ入りました。


バイクの操作にも慣れてきてところどころでペースアップができるようになり4位に順位を上げましたが、3位を走る選手とは差がある状態。コース終盤 の下りを終え最後の登りに差し掛かったときに3位の選手との距離が縮まっているのが見えました。

追いつけるかどうかは分からない距離でしたが、最後の登りでロングスパートをかけて前の選手を追いました。スピードも上手く繋がって、想像していたよりも早く前方の選手に追いつき、登りきりの最終コーナーで3位浮上。最後まで全力を出して3位表彰台を獲得する事ができました。



バイクセッティングについても今回のレースでないと分からなかった事があり、今後のレースに向けてプラスになる感触を得る事ができました。

まずは今回上手く噛み合わなかったところを見直して、後半戦に備えていきたいと思っております。

今回も沢山の方の応援にパワーをいただきました。有難うございました!






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