2024年9月13日

Coupe du Japon 白馬岩岳

Race:Coupe du Japon Hakuba Iwatake 

Location:Hakuba Nagano

Date:9/7~8/2024

Category:CJ-1 Domestic Series

Result:XCC  3rd (Short course 1.40km × 5 laps)

            XCO  1st (Full course 3.40km × 6 laps)

Weather: XCC Sunny 27℃/ XCO Cloudy 26℃


Photo: Mitsuo Takano

Bike:SCOTT SPARK RC World Cup Evo 

Component:SRAM XX1 AXS

Wheel:Syncros Silverton SL Wheelset

F. Suspension:ROCKSHOX SID Ultimate

R. Suspension:サス:ROCKSHOX NUDE DELUXE

Brake:SRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE 4piston

Crankset:SRAM XX1 Eagle CL55 170mm

Handle bar:Syncros Fraser IC SL WC 80mm -20°

Chainring:SRAM XX1 Eagle 36T

Saddle:Syncros Tofino R1.0

Shoes:SCOTT MTB RC SL SUPERSONIC EDT.

Sungless:OAKLEY  KATO Trail Torch 

Helmet:OAKLEY  ARO3 Asian Fit

Front Tire: PHANTOM  WET  TR 2.2 1. 20bar  

Rear Tire:  PHANTOM  WET  TR 2.2 1. 35bar

Chain Oil: LiquiMoly Chain Oil Dry


Photo: Mitsuo Takano

7月の全日本マウンテンバイク選手権大会以来のクロスカントリーレースは、地元である白馬で行われたCoupe du Japon白馬岩岳大会でした。


全日本選手権からポジションを改良してよりパワーの出るセッティングを探し出しました。Syncros Fraser IC SLハンドルの80mmに変更して立ちこぎの効率を上げました。

このところしばらく雨が降らずコースは乾いていましたが、柔らかい路面の登坂も多かったので、タイヤはPhantom WETを選択。WETという名前に惑わされがちですが、ドライ路面でも良く転がるタイヤです。ホイールはカーボンリム&スポーク一体でレスポンス抜群のSyncros Silverton SLを使用。

チェーンルブはダストの吸着が少なく乾いた岩岳に最適なDry Lube。


Photo: Mitsuo Takano


9月7日 XCCショートクロスカントリー

ショートクロスカントリーはスタート直後から芝の上りがつづくパワークライミングセクションから先頭でスピードを上げましたが、ホイールのトラブルで失速してしまい、3位に後退しフィニッシュとなりました。

 

Photo: Mitsuo Takano

9月8日 XCOクロスカントリーオリンピック

朝の試走時間にホイールとタイヤの組み合わせを何通りか試し、Syncros Silverton SLホイールとPhantom WETの良い組み合わせを見つけました。

スタート後の数周回はまだホイールとタイヤのレスポンスを探っている感じでしたが、後半の3周回は良い感覚を掴みスピードを繋いで残りの周回を重ねることができました。 


Photo: Mitsuo Takano

レースの方は序盤から地元の仲間でもある北林選手との一騎打ちの展開。抜きつ抜かれつの状況から、レース後半は新しいポジションにも慣れてきたのでペースアップを行い、後続とのタイムギャップを広げて1位でフィニッシュすることができました。 

Photo: Mitsuo Takano

白馬マウンテンバイククラブの皆さんが作ってくれたコースは素晴らしく、高負荷インターバルが続くレイアウトは、海外のレースの出力イメージにとても近い感じでとても良かったと思います。


Photo: Mitsuo Takano


次戦は9月22日の王滝セルフディスカバリーですが、ロングディスタンス初心者ですので、色々と学びながら走りたいと思います。



株式会社谷尾商会(Liqui Moly)



2024年7月9日

第37回全日本マウンテンバイク選手権大会

大会名:第37回全日本マウンテンバイク選手権大会

開催地:長野県富士見パノラマリゾート
開催日:7月6~7日
カテゴリー:エリート

リザルト:XCC 6位 ショートコース×9周回
     XCO 2位  ショートコース1周+フルコース3.6km×7周回
天候: XCC 曇り 気温: 25℃  路面:ドライ
    XCO 晴れ 気温: 30℃ 路面:ドライ

Photo: Mitsuo Takano

Bike:SCOTT SPARK RC World Cup Evo 

Component:SRAM XX1 AXS

Wheel:Syncros Silverton 1.0s

F. Suspension:ROCKSHOX SID Ultimate

R. Suspension:サス:ROCKSHOX NUDE

Brake:SRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE 4piston

Crankset:SRAM XX1 Eagle CL55 175mm

Handle bar:Syncros Fraser IC SL WC 90mm -20°

Chainring:SRAM XX1 Eagle 38T

Saddle:Syncros Tofino R1.0

Shoes:SCOTT MTB RC SL SUPERSONIC EDT.

Sungless:OAKLEY  Sphaera Prizm Trail Torch 

Helmet:OAKLEY  ARO3 Asian Fit

Front Tire: PHANTOM  SPEED  TR 2.2 1. 20bar  

Rear Tire:  PHANTOM  SPEED  TR 2.2 1. 35bar

Chain Oil: LiquiMoly Chain Oil Dry


2024シーズンの日本一を決める全日本マウンテンバイク選手権大会。会場は昨年と同様、長野県富士見町にある富士見パノラマリゾートにて開催されました。

走り慣れた富士見パノラマですので体調も万全に、と言いたいところでしたが、約2週間前のワールドカップスイス大会練習中に負った怪我の回復に少し練習時間を削られてしまいました。しかしワールドカップ参戦中に掴んだライディングポジション改良が良い感じで、SCOTT SRAM Racingのメカニックからアドバイスをもらったサスペンションのセッティングもバッチリ決まり、ペダリングモニターでパワーアップを確認できました。

当初大会の週末は雨の予報でしたが、天候は崩れず久しぶりにドライ路面の全日本選手権となりました。ドライ路面ということで、タイヤ選択はPhantom Speed一択。エア圧はフロント1.20bar/リア1.35barと比較的低圧に設定し、芝生のセクションの進みと浮き砂利のグリップを確保しました。 


レースコースは砂ホコリが立っていたので、チェーンオイルはダストの付着の少ないLiquiMoly DRYルブを使用。クリーンなチェーンをキープできシフトトラブルは皆無でした。


ブレーキはSRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE 4PISTONを装着。4ピストンキャリパーとは思えないコンパクトさと重量です。ロックセクションなど繊細なブレーキコントロールが必要な場所で力を発揮します。ブレーキホースもハンドルに沿った位置に配置されるので、ハンドル周りがスッキリです。


7月6日 XCCショートクロスカントリー

快晴ではありませんでしたが、予報通り雨は降らずお昼すぎにエリートクラスショートクロスカントリーがスタート。ギアのかかり、バイクの進みが抜群に良く一気に先頭に出ることができましたが、上り切りの最初のコーナーで曲がりきれずスリップダウン。すぐに立ち上がり走 り出そうとしましたが、ハンドルがズレてしまい修正に手間取り、最下位まで順位を落としてしまいました。レース時間の短いショートクロスカントリーですのでロスタイムの挽回は難しかったのですが、なんとか先頭集団後ろの6位まで追い上げてゴールとなりました。 

転倒は残念ですが、久しぶりに自分らしい加速が戻ってきて手応えを感じることができました。 

Photo: Mitsuo Takano

7月7日 XCOクロスカントリーオリンピック

日曜日は朝から快晴で蒸し暑い富士見パノラマとなりました。午後2時スタートのエリートクラス。前日のXCCと同じ スタートダッシュを決めるつもりでペダルを踏みましたが、前日より少しトラクションのかかりが弱く、加速ももう一息といった感触でしたので、先頭グループの少し後ろに位置取りして様子を見ることにしました。4周目にトラクションをかけるコツを掴んだので、何度か先頭の沢田選手(宇都宮ブリッツェン)にアタックを試みましたが、最終的に届かず2位でゴールとなりました。



怪我の回復もなんとか間に合わすことができ、UCIポイントも獲得し、まずは一安心です。またバイクのセッティングもとても良いパッケージになり、自分のイメージするスピードが出せるようになりましたので、さらにブラッシュアップして後半戦のレースにのぞみたいと思います。

Photo: Yasuhiro Kitai


2024年6月24日

World Cup Cran-Montana大会は欠場

木曜日の試走中ロックガーデンで転倒し口の中を切ってしまいました。Sion市の救命救急センターで精密検査&治療を受け、頭部や骨格に異常ないことを確認。口の中は5針ほど縫合してもらいました。応援していただいた皆さまには申し訳なく思っていますが、週末のレースについては残念ながらドクターストップとなりました。

場所はロックガーデンでBラインを慎重に走行していましたが、新設セクションで走行ラインが定まっておらずフロントタイヤが岩に引っかかる場所に気づかず前転し、岩盤に打ち付けられてしまいました。当然頭部も強打しましたが、再びOakleyのヘルメットが頭部をしっかり守ってくれて無傷で済みました。ヘルメットは凹んでしまいましたが。

新設セクションではよくあることなので慎重に行ったつもりでしたが、レースなのでこういう時もあります。

エリートになってからはエリートトップ選手の走りをじっくり観察する事ができなかったので、気になっていた部分をじっくり見る良い機会になりました。




2024年6月18日

World Cup イタリア Val di Sole大会

大会名:World Cup イタリア Val di Sole大会

開催地:イタリア トレンティーノ

開催日:6月15~16日

カテゴリー:エリート

リザルト:XCO88位 3.9km スタートループ+7周回

天候: XCO 晴れ 気温: 20℃  路面:ドライ



Bike:SCOTT SPARK RC World Cup Evo 

Component:SRAM XX1 AXS

Wheel:Syncros Silverton 1.0s

F. Suspension:ROCKSHOX SID Ultimate

R. Suspension:サス:ROCKSHOX NUDE

Brake:SRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE

Crankset:SRAM XX1 Eagle CL55 175mm

Saddle:Syncros Tofino R1.0

Shoes:SCOTT MTB RC SL SUPERSONIC EDT.

Sungless:OAKLEY  Kato Low Light 

Helmet:OAKLEY  ARO3 Asian Fit

Front Tire: PHANTOM  DRY  TR 2.2 1. 20bar   

Rear Tire:  PHANTOM  DRY  TR 2.2 1. 35bar

Chain Oil: LiquiMoly Chain Oil Dry



今季初の海外レースは、スイスとオーストリア国境に近いトレンティーノ自治県のスキーリゾートVal di Soleで開催されるワールドカップイタリア大会です。

イタリア大会会場の標高は約900m、次週のスイス大会の標高は約1600mと、高度高めのレースとなるので、高所順応も考慮したトレーニング地として、レース会場より約30分離れたPasso del Tonaleを拠点としました。

時間に余裕を持って現地入りしましたので、順調に準備を進めることができました。

レースウィークの木曜日より試走が始まりましたが、毎日夕立があったりと不安定な天候で、路面状態の予想が少し難しい感じでした。

大会前日夜もまとまった降雨があり、少しぐずった路面もあったのでタイヤはPhantom DRY TRを選択しました。

レース当日は朝から快晴で気温も上がりコース状況も安定した感じでスタートを迎えました。

 

Bibナンバーは96番。3桁のスタート番号を覚悟していましたが、思ったより選手が少ない印象です。今年からコールアップエリアが無くなり、コース内でローラー漕いでそのままステージングという流れになりましたが、十分な場所が確保されていて混乱なくウォーミングアップができました。

午後2時にレースがスタート。順調に70位台まで順位を上げましたが、ダウンヒルセクションで落車によって行き先を塞がれてしまい順位を80位台落とすことに。その後はトップのニノの速さが物凄く、5周目前の80%エリアでカットとなりました。昨年より一段と速くなったワールドカップの洗礼を受けた形ですが、この刺激的な環境を感じ取る機会をくださった皆さまに本当に感謝です。

気になった点としては、レースペースでの試走のワットとタイムを少し下回っていたことですが、来週のスイス大会に向けて改善のトライをしようと思います。


株式会社谷尾商会(Liqui Moly)


2024年5月28日

Coupe du Japon やわたはま国際

大会名:Coupe du Japon やわたはま国際

開催地:愛媛県八幡浜市
開催日:5月25~26日
カテゴリー:エリート
リザルト:XCO 11位 フルコース4.0km 6周回
天候: XCO 晴れ 気温: 27℃  路面:ドライ


Photo: Mitsuo Takano

Bike:SCOTT SPARK RC World Cup Evo 

Component:SRAM XX1 AXS

Wheel:Syncros Silverton 1.0s

F. Suspension:ROCKSHOX SID Ultimate

R. Suspension:サス:ROCKSHOX NUDE

Brake:SRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE

Crankset:SRAM XX1 Eagle CL55 175mm

Saddle:Syncros Tofino R1.0

Shoes:SCOTT MTB RC SL SUPERSONIC EDT.

Sungless:OAKLEY  Sphaera Prizm Trail Toach 

Helmet:OAKLEY  ARO3 Asian Fit

Front Tire: PHANTOM  SPEED  TR 2.2 1. 20bar   

Rear Tire: PHANTOM  SPEED  TR 2.2 1. 35bar


 全日本選手権を除いては、国内で一番UCIの獲得ポイントが高いCoupe du Japon やわたはま国際が愛媛県八幡浜市で開催されました。

今回はリアディレーラーも新品に交換。ブレーキもSRAM LEVEL STEALTH ULTIMATE 4ピストンモデルにアップグレードしより繊細なコントロールが可能になりました。

ハンドルバーに沿ったブレーキホースの配置が可能で、ホースが視界から消えました。

試走から砂の浮くほど乾ききったドライ路面で、タイヤは面圧グリップの高いPhantom Speed 2.2を選択。


今大会は通常土曜日に行われるXCC(ショートクロスカントリー)が無く、日曜日のXCO(クロスカントリーオリンピック)のみの設定でした。

バイク、フィジカルともに良い状態でXCOのスタートを切りました。

Photo: Mitsuo Takano


スタートから3~4名のトップ集団に位置して、安定したレースを展開していましたが、3周目に入ってすぐリアタイヤのスローパンクチャーを食らってしまいました。ピットエリアから一番遠い場所であったため、登り区間の押し上げも長く、大きくタイムロスし25位前後まで順位を落とすことに。タイヤのパンクは時の運ですし、特にフィジカル、バイク共にダメージはなかったので、リアタイヤ交換後は冷静にレースを続行し、11位まで順位をあげてゴールとなりました。

Photo: Mitsuo Takano


UCIの獲得ポイントが少ないのは残念でしたが、後方から追い上げる走りは6月のワールドカップに向けて良いトレーニングとなりました。 

次戦のCoupe du Japon白山一里野大会はパスして、ワールドカップイタリア大会会場に早めに入り、準備していきます。


6月16日 World Cup Italia Val di Sole

6月23日 World Cup Swiss Cran-Montana


上記の2戦に出場予定です。応援宜しくお願い致します!


株式会社谷尾商会(Liqui Moly)